11月上旬は、東京の庭園や神社がいちばん美しく装う季節。今年は浅草寺がふだんは非公開の庭園を開放し、夜には本堂で無料の光のショーも。街のあちこちで菊花展も始まります。このうちひとつは木曜までにチケットが必要。あとは、どこを歩けばいいかさえ知っていればOKです。
期間2026年10月30日〜11月23日
予算無料〜¥2,500
予約期限10月29日23:59(浅草寺の庭園)
おすすめ定番コースとはひと味違う秋の1日に
今すぐ予約:5日間限定、浅草寺の秘密の庭園
1 伝法院庭園・絵馬堂 特別拝観(ASAKUSA CULTURE & LIGHTS 2026)
伝法院は浅草寺の私的な庭園で、国の名勝に指定された池泉回遊式庭園。ふだんは非公開ですが、今年はたった5日間だけ公開されます。昼間は庭園に「雲海」のミスト演出があり、17:00からは夜のプログラムとしてライトアップ。20:00まで毎時半に短い舞の公演もあります。
チケットで絵馬堂(9:00〜16:00、最終入場15:30)にも入れます。歌川国芳の作品をはじめ、約50点の大きな絵馬(奉納額)が飾られたお堂です。絵馬堂の中は撮影禁止、庭園での撮影はOKです。
- 前売り券は10月29日23:59で販売終了。その後は、庭園の北側、奥山門近くの窓口で数量限定の当日券も20:30まで販売。前売りのほうが安くて確実です(2026年10月時点)。
- 子ども:小・中学生は前売り¥800/当日¥1,000、未就学児は無料です(2026年10月時点)。
- 1日券で昼も夜も。チケットは日付指定で、その日のうちなら再入場できます。払い戻しや日付変更はできないので、天気を確認してから購入を。
- 購入先:公式サイトからWebket、ローソンチケット、チケットぴあ、KKday、Trip.com、Klookなど複数の販売元にリンクしています。少額の手数料がかかる場合も。
- バリアフリー:庭園は砂利道や飛び石、絵馬堂は急な階段があるため、車いすでの見学は難しいです。
無料:本堂のプロジェクションマッピング
夜のショーはチケット不要。開催期間中は毎晚18:00〜21:30、浅草寺の歴史をモチーフにした映像が本堂と宝蔵門に映し出されます(1回約6分のループ)。主催者によると、仲見世のお店が閉まる18:00ちょうどが混雑のピークなので、少し遅らせて行くのが賢い選択。私のおすすめは、夕方に庭園に入って明るいうちにミストを見て、暗くなったらライトアップを楽しみ、その後本堂へ歩いてプロジェクションを見るプランです。
菊の季節:菊を見るならこの3か所
菊は日本の皇室を象徴する花で、展示用に育てるのは本格的な趣味の世界。一株を丸一年かけて、懸崖仕立てや何百輪もの花をつけたドーム型に仕上げます。花の知識がなくても、きっと圧倒されるはず。
2 新宿御苑 菊花壇展
いちばん格式高い菊花展。日本庭園の中で、「上屋(うわや)」と呼ばれる木造の建物に菊が飾られ、各々の仕立てがいちばん映えるように順路が組まれています。流れるような懸崖、大輪の一重咲き、江戸菊や肥後菊などの古典菊も。パンフレットは英語・中国語・韓国語版もあります。
ふだんは月曜休園ですが、展示期間中は毎日開園。入園料は交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)で払えるほか、スマホでWebチケットを買ってゲートでQRコードをかざすこともできます。混み合う週末にチケットの列を飛ばすにはこれがいちばん。インフォメーションセンターでは小さな解説展示もあります(10月27日〜11月15日)。
3 湯島天神「文京菊まつり」
48回目を迎える地元のお祭りで、受験生が合格祈願に訪れる湯島天満宮の境内が菊でいっぱいに。等身大の人形に菊の花をまとわせた菊人形や、懸崖、一株に何百輪もの花を咲かせる千輪咲きに注目。11月12日からは熊本の肥後菊も加わります。朝早くから開いているので、朝ごはん前に行けばほぼ貸し切り状態。予約は不要です。悪天候の場合はイベントが中止になることも。
おまけ:明治神宮でも、秋の祭典シーズンに合わせて、大きな祭りの日である11月1日と3日を中心に参道に菊が並びます。2週間のイベントガイドのお祭り情報とあわせてどうぞ。
1週間のプランの立て方
- 浅草はできれば平日に。11月3日(文化の日)は祝日なので、10月31日〜11月3日がいちばん混み合います。
- 菊の見ごろは11月前半。新宿御苑は11月15日まで、湯島は11月23日までです。
- ゆったり1日プラン:朝は湯島天神、お昼は上野で、夕方に浅草の庭園、暗くなったらプロジェクション。湯島も浅草も東京の東側なので、移動がコンパクトに収まります。
- ICカードはチャージしておこう。電車だけでなく、新宿御苑の入園にも使えます。
使えるひとこと
- 前売り券を持っています — 入口で前売り券を見せるときに。
- 再入場できますか? — いったん外に出て、あとでまた入りたいときに。
- 英語のパンフレットはありますか? — 海外の友人を案内するときに便利です。
菊花展は、誰かの1年分の忍耐を、見知らぬ人たちが2週間楽しめるように並べたもの。ゆっくり歩いて、小さな名札を読んで、もしそばに育てた方がいたら、「きれいですね」のひとことでその人の1日が明るくなります。
— John Nanjo
あわせて読みたい
出典:ASAKUSA CULTURE & LIGHTS 2026(公式)、新宿御苑 – 2026年11月のイベント、新宿御苑 – ご利用案内、新宿御苑 – 菊花壇展、文京区 – 第48回文京菊まつり、明治神宮 – 行事
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