東京の食べ歩きスポットといえば、たいてい最後に有名なお寺が待っています。でも砂町銀座にはお寺も駅もありません。だからこそいいんです。東京の東側にある670mの商店街で、地元の人がコロッケ1個、串1本ずつ晩ごはんを買っていく場所。現金と空っぽのお腹を持って出かけましょう。
予算しっかり食べ歩いて約¥1,500
所要時間2〜3時間
おすすめ屋台グルメ、のんびりした午後
スタート北砂二丁目バス停
この商店街をすすめる理由
1 砂町銀座商店街
戦後に再建されて以来、この界隈の胃袋を支えてきた細い通りに、約180の小さなお店が並びます。東京を代表する昭和の商店街のひとつで、家族経営の惣菜屋、魚屋、甘味処、八百屋など、値段は観光客向けではなく常連さん向け。100円前後で買えるおやつもたくさんあります(2026年10月時点)。
行き方
最寄りに駅がないので、来るのは地元の人ばかり。行き方は簡単なものが2つあります。
- バス:西大島駅(都営新宿線)または東陽町駅(東京メトロ東西線)から都営バス都07系統に乗り、北砂二丁目で下車。商店街はすぐ目の前です。乗るときにICカードをタッチ。
- 徒歩:西大島駅から約20分。天気のいい日なら十分歩けますし、着くころにはちょうどお腹がすいています。
ルート:西から東へ食べ歩き
まずは何も買わずに通りを端から端まで一度歩いてみましょう。何が出来たてか、地元の人がどこに並んでいるかを見てから、引き返して食べながら戻ります。目印になるのは次の3軒。
梅むら
1950年からここにある甘味とお米のお店で、いまは数席でそばやうどんも出しています。地元の人のお目当てはおいなりさんと、透き通った塩味のおつゆの塩うどん。商店街でいちばんの座って食べられるお店で、スタートにぴったりです。
あさり屋さん
お店まるごとあさり尽くし。あさりと一緒に炊いたあさりめしと、クリーミーなあさりコロッケをぜひ。コロッケは熱々のうちに。あさりめしは持ち帰ってあとで食べるか、静かな一角を見つけてどうぞ。
増英蒲鉾店
店先に東京風おでんの鍋を置いた練り物屋さん。鍋から食べたいものを指させばOK。もやし、ニラ、ちょっぴり唐辛子が入った平たい揚げかまぼこ中華揚げもぜひ。揚げたてがいちばんです。
その間は鼻をたよりに。焼き鳥、コロッケやとんかつのお店、天ぷら屋、中華まんの屋台などが通り沿いに並んでいます。箱買いではなく、ひとつずつ買うのがコツ。
いつ行く?
- 午後がベスト。惣菜がずらりとそろい、通りもいちばんにぎわいます。
- 毎月10日は商店街の大特売日「ばか値市」。いつもより混みますが、そのぶん楽しいです。
- 近日のイベント:商店街の公式チャンネルで10月31日と11月1日のハロウィンイベントが告知されています。時間はそちらで確認を。
- お店ごとに定休日が違うので、お目当てのお店があるなら行く前に確認しましょう。
半日コースにするなら
都07のバスは門前仲町方面にも走っているので、東京の東側の古い街並みと組み合わせるのも簡単です。門前仲町の富岡八幡宮や、広い芝生の木場公園は、帰る前にコロッケ分を歩いて消化するのにぴったり。10日に来るなら早めに。特売日のにぎわいも楽しみのひとつですが、人気の惣菜はすぐ売り切れます。
商店街のマナー
- 現金のみ。小銭と千円札を用意して。大きなお札はみんなの手間になります。
- 買ったお店のそばで食べよう。通りは狭く、買い物の自転車がたくさん通ります。買ったお店の近くで端に寄って食べ、ゴミは持ち帰るかお店に聞きましょう。
- 人やお店の中を撮るときはひと声かけて。カウンターの食べ物なら、たいてい大丈夫です。
使えるひとこと
- これを一つください — 指さしながら言えば、ひとつ欲しいことがすぐ伝わります。
- 温めてもらえますか? — 冷めた惣菜を温めてほしいときに。
- ここで食べてもいいですか? — お店の前で食べていいか、ひとこと確認を。
こういう商店街では、お店の人はあなたのためではなく、町の人のために料理をつくっています。そこがいいところ。こんにちはと言って、ひとつ買って、ありがとうと言う。2回来れば顔を覚えてもらえます。それが下町のおもてなしです。
— John Nanjo
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出典:GO TOKYO – 砂町銀座商店街、江東区 – 砂町銀座、砂町銀座商店街(公式)
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